exhibition
2024.10.5-10.20
桑迫伽奈 展 “masa hadapan”
作家自身が撮影した写真に、針と糸を使って刺繍を施した作品を制作している桑迫氏。
写真に収められたいつかの景色に、刺繍はとてもリアルに存在し時間や色をより立体的に、鮮明に伝えてくれます。
本展では今年の3月に桑迫氏がレジデンスで滞在したマレーシアで撮影した写真や出来事を中心とした作品を発表します。
これまでの刺繍写真の作品だけではなく、版画やドローイングなど様々な手法で表現した新作。
タイトルの「masa hadapan」はマレー語で”未来”を意味します。桑迫氏がマレーシアに滞在中の時間の感覚を振り返る中で
“masa hadapan”と”Future”、そして”未来”は違うものなのではないかと感じるようになったとのこと。
滞在中、そして帰国してからより一層強くなった時間の感覚に対する違和感、違いのようなものを作品を通して表現したと話します。
会期中はギャラリーにて滞在制作も行います。