exhibition

2022.04.09-04.24
桑迫伽奈 展 seeing the invisible

作家自身が撮影した写真に、針と糸を使って刺繍を施した作品を制作している桑迫氏。 写真に収められたいつかの景色に、刺繍はとてもリアルに存在し時間や色をより立体的に、鮮明に伝えてくれます。
「蘇るイメージを可視化するためにシャッターを切るが、肉眼で見る景色、ファインダー越しに見る景色、写真の中に納まっている景色、記憶の中の景色、全てが少しずつ違う。撮っただけでは再現できないイメージを補うために、針と糸を使った。
針と糸を手に、写真をじっと見つめていると薄い道筋のようなものが見えてくる。そのかすかな筋を探るように針を進めていくと、次第にその写真に血が巡り出し、どくどくと音を立て、どんどんと立体感を増す。匂いを感じずとも、その写真を見るだけで記憶が、あの日の光が、風が、全てが鮮明に蘇るように。
そして、その景色を他の誰かとも共有できるように。 桑迫伽奈」

upcoming exhibitions

2025.2.1ー2.15

田中裕也展 ガウディ見聞記

past exhibition

2025.1.11-1.26

土田倫子作品展 「かけがえのない穏やかな冬の日」

2024.12.7-12.22

鈴木果澄 個展 「世界を孕む」Encompass the storytelling.

2024.11.16-12.1

佐藤一明 「見てくる犬」

2024.10.26-11.10

中島洋 「水の声 土の記憶」展

2024.10.5-10.20

桑迫伽奈 展 “masa hadapan”
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